www.nanisama.com
HOME > ターミナルウィンドウ  
  ターミナルウィンドウとは・・・?

モデムドライバ&ダイヤルアップネットワーク(接続アイコン)を使用しないでの接続。
モデム機器が正常か確認するための方法。
TA同期ドライバの場合 CONNECT までの反応となる。が、使用しているTAのATコマンドを正確に入力しないとCONNECT しないので要注意。
よって、TA使用の場合は下記のコマンドでは正確な結果は出せない。



● 呼び出す前にターミナルウインドウを表示

接続アイコンを右クリックでプロパティ→「全般(情報)」タブの「設定」をクリック→「オプション設定」タブの「呼び出す前にターミナルウィンドウを表示」にチェックを入れ、接続アイコンから接続。


at・・・・・・ポートが開いているかチェック。

ここで「OK」が返ってこない場合
---> 「マイコンピュータ」の「デバイスマネージャ」の通信ポートと「コントロールパネル」の「モデム」でモデムドライバのインストールされているポートが正しいか確認。
コマンドが全く入力できない場合(入力しているが表示されない)
--->モデムのプロパティの追加設定に「at&f」「atz」「ate1」を入力。
(それでも駄目な場合はモデムドライバの再インストール)

at&f・・・モデムを工場出荷時に戻す。

atx3・・・・トーンを待たずにダイヤルする。
(0発信の場合のみ。)

atdt+AP番号(トーン回線)
atdp+AP番号(パルス回線)
atd +AP番号(TA・携帯・PHS)

CONNECT〜
Welcome to 〜

login :PPPログイン名
Password :PPPパスワード

文字化け
(ログイン成功)



● 呼び出してからターミナルウィンドウを表示

接続アイコンを右クリックでプロパティ→「全般(情報)」タブの「設定」をクリック→「オプション設定」タブの「呼び出してからターミナルウィンドウを表示」にチェックを入れ、接続アイコンから接続。

Welcome to 〜
login :PPPログイン名

Password :PPPパスワード

文字化け
(ログイン成功)



■ エラーメッセージ
内容 原因 or 対処方法
BUSY ・AP番号の確認。
・トーン/パルスの確認。
・0発信の確認。
・電話が使用されているにもかかわらず、接続に向かおうとしている。
No Carrior ・物理的接続の確認。(電話線の長さ・分岐・「PHONE」と「LINE」の確認。)
・AP番号の確認。
・0発信の確認。
・回線自体に問題あり。
・モデムの最高速度を落とす。
・COMポートの確認。
・モデムの追加設定に「ATX3」または「AT&F」を入力。
・接続アイコンの作り直し。(稀にそのようなケースもある。)
・時間をおいてから再試行。
・PCの再起動。
・ダイヤルアップアダプタの入れ直し。
No Dialtone ・「トーンを待ってから接続」のチェックを解除。
・電話番号の前に「、(カンマ)」を10個位入力し、ダイヤルトーン検出のタイミングを合わせる。
・トーン/パルスの確認。
・物理的接続の確認。
・0発信の確認。
・回線自体に問題あり。
・モデムの最高速度を落とす。
・COMポートの確認。
・モデムの追加設定に「ATX3」または「AT&F」を入力。
・接続アイコンの作り直し。(稀にそのようなケースもある。)
Error ・物理的接続の確認。
・0発信の確認。
・回線自体に問題あり。
・モデムの最高速度を落とす。
・COMポートの確認。
・モデムの追加設定に「ATX3」または「AT&F」を入力。
・接続アイコンの作り直し。(稀にそのようなケースもある。)
反応無し ・モデム・PCの電源の入れ直し。
・他のターミナルプログラムがポートを占領している場合、そのプログラムを終了させる。
・ポートのIRQ番号の競合を起こしている場合、ポートドライバの再インストールかIRQ設定の変更。(メーカー確認)
・TAPI設定に問題がある場合、「TELEPHION.ini」の編集。(メーカー確認)



■ ATコマンド
コマンド 内容
AT ポートが開いているか確認
ATZ パラメータの初期化
AT&F モデムを工場出荷時に戻す
ATX3 トーンを待たずにダイヤル
ATE1 エコーバック
ATD
ATDT
ATDP
ATDR
ATDS=0〜9
ダイヤル発信
ダイヤル発信(トーン回線)
ダイヤル発信(パルス回線)
リダイヤル
短縮ダイヤル番号へダイヤル
ATH 通信切断
最初にエスケープコマンド(+++)を入力すると、何度も通信テストが可能になる。
ATN
0:自動認識
1:2400 bps
2:4800 bps
3:9600 bps
4:19200 bps
5:38400 bps
6:57600 bps
7:115200 bps
PCとの通信速度を設定
ATQ 0:リザルトコードを返します。
1:リザルトコードを返しません。
リザルトコードの有無設定



※ ターミナルウィンドウで接続が確立したが、接続アイコンからは接続できない場合

→接続アイコンの作り直し。
→ダイヤルアップネットワーク自体の入れ直し。
→モデムドライバの入れ直し。